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長唄舞踊小品集 舞踊ビデオ
《長唄舞踊小品集 舞踊ビデオ 全10巻》内容一覧
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第一集> 日本舞踊による「おとぎ話シリーズ」
狸屋島=かちかち山より=
作詞:杉昌郎
作曲:杵屋巳太郎
唄:今藤長之 今藤尚之
振付:坂東勝友
獅兎と狸の木舟・泥舟のところを、源平屋島の合戦に当て込んだ洒落た作品です。作調で使用楽器を工夫してユーモラスに仕立ててありますが、作曲は長唄の正統をしっかり踏まえて構成されていて、秀逸です。(16分17秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第二集> 日本舞踊による「おとぎ話シリーズ」
おちょん雀
=舌切り雀より=
作詞:杉昌郎
作曲:杵屋巳太郎
唄:今藤文子
  今藤美智
振付:三代目花柳寿美
「舌切り雀」の主人公むすめ雀が、育った竹薮を捨てて人里へ憧れて出て行きます。行く末を案じる竹の子。「舌切り雀」の話に入る前を創作した作品で、幻想的な中に邦楽曲の伝統を守っている上品な曲です。(13分59秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第三集> 日本舞踊による「おとぎ話シリーズ」
炉辺の秋=桃太郎より=
作詞:杉昌郎
作曲:杵屋巳太郎
唄:今藤長之 今藤尚之
振付:花柳寿南海
桃太郎を鬼ヶ島へ送り出す前夜の母親の心配と心遣いを扱った創作曲です。作曲者は「万感胸に迫る母親の心情を、澄み切った秋のムードのうちにあたたかく、そして切々と表現した」 と記しています。秀逸です。(13分26秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第四集> 日本舞踊による「おとぎ話シリーズ」
渚の四季=浦島より=
作詞:杉昌郎
作曲:杵屋巳太郎
唄:今藤長之 杵屋巳沙風
振付:高濱流光妙
この曲も昔ばなし「浦島」を題材にした創作曲で、杉昌郎と杵屋巳太郎のコンビです。龍宮に遊んだ浦島が、ふるさとの渚の四季を想って回想する場面。従来からの「浦島物」とは一味違った内容になっています。(17分13秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第五集>

振付:山村楽正
表現:山村楽春
吉野・奈良・京都の花の名所ずくしが前半で、長い合方は花吹雪の踊りになっています。詞は「花も実もありがたき人の世の中」と、願う言葉で結んでいます。対で制作された「夢」と二段構成でも扱えます。(3分32秒)
振付:志賀山葵 表現:志賀山千尋
希望・願望の夢をあつかった前半と、それを打ち壊す荒々しい夢を対比させた珍しい構成の曲です。前の「花」同様に「あら、うたかたの夢の世の中」で曲が終わります。対で制作された「花」と二段構成にした扱いも出来ます。(3分47秒)
藤の幻想 振付:坂本晴江 表現:坂本晴寿恵
こども用「藤娘」幻想曲です。古典の「藤娘」に入る前の段階に最適です。筝を加えてやわらかな味を出して、藤の精のこころを表現。中間では音頭風の華やいだ部分が用意されていて古典長唄の基本を守っての作曲です。(4分51秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第六集>
わらべ獅子
振付:山村楽正
表現:山村楽千代
こども用として作られた小品。花にたわむれる胡蝶を慕う仔獅子が次第に獅子の本性を表して狂いになります。前弾きは出の曲。短い曲ながら、古典の獅子物に取り組む前の物として最適な構成になっています。(4分3秒)
お月見 振付:坂本晴江 表現:坂本晴千歌
詞は口語で、こどもにわかりやすく作詞されています。お月見をしているこどもと黒雲の対話です。こどもを女声、雲を男声で変化を持たせています。邦響室内楽団は松島庄十郎師が命名した邦楽器だけの合奏団です。(3分23秒)
菊人形 振付:志賀山葵 表現:志賀山和萌
「お月見」同様こどもにわかりやすく口語体の歌詞。昨今は「菊人形」を見せてくれる所が少なくなってしまいました。こどもが菊人形とお話をしているような曲。前の「お月見」とつなげて二段物にも出来ます。伴奏は邦響室内楽団。(3分38秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第七集>
巡礼おつる
振付:旭七彦
表現:旭七紗
「傾城阿波鳴門・巡礼歌の段」を歌詞化したもの。巡礼の鉦の音が要所要所に液れて、しっとりとした歌謡調の唄。間奏に「ととさんの名は阿波の十兵衛、かかさんの名は」の有名なセリフが挿入されています。(4分5秒)
お使い奴 振付:旭七彦 表現:旭彦太郎
長唄「供奴」を下敷きにしたような小品。短いながら曲調は本格的な長唄になっていまます。こども用として「奴物」をやる前の手ほどきに最適な作品です。真ん中の「こんこ小雪の」はクドキ調でたっぷり出来ています。(3分50秒)
えひがさ 振付:坂東鼓登治(村尚也) 表現:一人立古典 水木紗那 二人立新舞踊振り 水木紗那・西崎絵壬乃
題名の通り「絵日傘」を用いたこども向けの踊りです。平易な詞で童謡風に繰り返しの形で作曲されています。笛の代わりにフルートを使い、琴を活躍させているので新しさが出ています。(3分47秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第八集>
花の道成寺
振付:若狭彰
表現:若狭彰嘉
前奏は道行風の出。唄は流行歌詞の三番仕立てで、歌詞は道成寺伝説の追想です。前奏間奏後奏「娘道成寺」の匂いを漂わせてくれていますが、衣裳は道成寺にこだわらない方がよい内容です。(4分33秒)
祝い獅子 振付:若狭彰 表現:若狭彰嘉
獅子物のエッセンスを抜き出した曲。前半は猛き獅子のさまをうたい、中程は花に戯れる獅子。短い狂いの合方があってめでたく舞い納めます。歌詞は平易でこどもにも理解出来る内容。段切れは本格通りで楽が奏されています。(4分30秒)
槍ふり奴 振付:坂東鼓登治(村尚也) 表現:一人立(男) 花柳曄沙代
二人立(男女) 西崎絵壬乃・花柳曄沙代
前奏は出のオロシから行列三重になり、奴の毛槍振りです。一番の唄で鳴物がオロシで収まり、間奏からまた行列三重で唄になります。長唄の「国入り奴」を思わせ、どこまでも大名行列の先を払う槍奴で押し通している曲です。(4分4秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第九集>
桜吹雪
振付:西崎緑江
表現:西崎知江・西崎菜々江
幼い女子用にも使える曲です。始めに絵日傘をうたい、中は手踊りの踊り、次にチラシ風に早間になって、その後は花見の場面で、筝入り鳴物になり、賑やかに終わります。一人踊りでも複数でも、振り付け次第で自由に出来る曲。(3分36秒)
鶴むすめ 振付:西崎緑江 表現:西崎藤江
題材は、「鶴の恩返し」の鶴が機を織っている所です。しかし「鶴女房」ではなく「鶴娘」で作られています。前奏の機織りの音が全編を通しての効果となっています。歌詞を主体にして奇をてらわない、素直な曲に仕上がっています。(3分40秒)
お月さま 振付:坂東鼓登治(村尚也) 表現:古典基本振り 西崎琴江 新舞踊振り西崎琴江
四世吉住小三郎がこども稽古用に作曲したものですが、ここでは小さなこどもさんの舞踊手ほどきにもなる小品です。柝・風音で幕開き、わらべ唄があって、後は月に寄せて語りかけるこどもの想像の世界になり、終わりは柝でシャギリが収録されています。(3分4秒)
<長唄舞踊小品集・舞踊ビデオ 第十集>
花笠日和
振付:千川貴鳳
表現:千川貴鳳
粋で勇みの江戸祭を扱った短い長唄ですが、清元「神田祭」を髣髴するような曲で、変化に富んだ構成になっています。前は手古舞をうたい、合方から木遣りになり、お神楽を匂わすニンバの合方から山車が曳き出され、屋台囃子になってうたい納めます。(3分29秒)
子供三番叟 振付:紫あやめ 表現:紫紅流皆人
こども用につくられたものですが、内容は本格的な「三番叟」になっています。終わりに宝船をうたい込んでめでたく舞い納めます。曲名にある「子供」と歌詞のなかの「踊るこどもの」の所をきにしなければ、大人が十分使える内容の祝儀曲です。(4分4秒)
角兵衛獅子 振付:坂東鼓登治(村尚也) 表現:男振り 千川貴楽 女振り 紅あやめ
長唄「越後獅子」を念頭に置いている曲です。「越後獅子」の前奏がそっくり使われています。間奏には「さらし」の合方などが使われています。詞は越後を離れたこどもの角兵衛が、両親や故郷を慕う内容で、唄の方は流行歌調になっています。(3分51秒)
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